朱鞠内湖に遠征してきた! その1
3/17(火)~18(水)の2日間、有給取って朱鞠内湖へ行ってきました。
先に言っときます。
最高のロケーションでしたが、大して写真は撮っておりません。
朝は霧が濃く、ホワイトアウト状態で撮ったとしても白一色。
テントを設営し、中に入って釣り始めたら休む暇無し。飯喰う暇も勿体ない位。
終了時間が16時、15時半には片付けて車に戻らなければならなかったので、
写真撮る暇が全く無いんです。スミマセン。
それでは、1日目から。
16日(月)は残業で20時帰宅。
夕食取って、子供達を風呂に入れて、寝かしつけたら22時半。
釣り荷物の準備は出来ていたから、
全てを車に積み込んで、忘れ物はないかチェックし終えたのが23時半。
0時に就寝・・・で、2時起床。
2時間しか眠れなかった・・・。
でもまぁ、待ちに待った朱鞠内湖遠征だ‼
寝不足の辛さよりも、あと数時間後に氷上に立てる嬉しさの方が勝っていたので辛くはなかった。
'80sを大音量で流しながら、大熱唱しながら走ってたら、アッという間に着いた気がした。
6時過ぎに朱鞠内湖の組合前到着。もうすでに駐車場には車が溢れていた(平日なのに)。
手続きをした際、平成12年に購入した遊漁回数券(¥5,000分)を見せ、
「ワカサギ釣りには初めて来たんだ」と話したら、色々とアドバイスされました。(初心者だと思ったのかも)
前浜のどの辺がイイとか、藤原南で2~300釣れてるよとか聞かされましたが、
私は迷うことなく「富成に行きます」と告げると、
『確かに数は上がるけれど、ピンポイントでしか釣れないから難しいよ』みたいに言われました。
また、朱鞠内湖へは9年振りに来たんだと話したら、エラく驚いて、
『ウチのブログの記事にさせて貰いたいんだけれど、イイかい?』
『後で取材に行くから、お願いします』と関西訛りで(京都出身との事)。
当然、承諾!願ってもない!
さて、富成岬まではスノーモービルで一っ走り!と考えていたのですが、
モービルの運行時間は午前7時からとのこと。
組合員さん曰く、『モービル待ってるくらいなら、歩いた方が早いよ。20分もあれば着くよ』
『湖面には目印の旗竿や、モービル送迎用の停留所が設けられているから、
駐車場の一番奥に車を止めて、右側の湖岸沿いに歩けば富成に着くよ』 と。
確かに待っている時間は勿体ないので、歩きましたよ・・・何故か30分強‼
すんごい濃霧で辺り一面が真っ白。
湖面も雪で真っ白なので、何にも見えない。完全にホワイトアウト状態。
自分が何処を歩いているのか分からなくなって、
頭の中のコンパスだけを頼りに、感覚だけで彷徨い歩いた。
30分歩いて、ようやくテントが数張り見え、
そして富成岬の停留所看板を見た時は、ホッとした。
もうすでに、汗でグッショリ。テント建てて更にグッショリ。
幸い、前日開けたと思われる穴があったので、表面をハンマーで一叩きしただけで貫通しました。
氷の厚さは、氷の上の固くなった雪の層も含めて1.2メートル強!
当然、エリクソンのドリルでは太刀打ちできません。
テントに入って腰を下ろして、暫く放心状態w
一息吐いて、7時半に釣り開始。
残念ながら富成の一級ポイントには先行者が入っていたため、
そこから10メートル程奥で釣り始めました。
水深は約5.5メートル。因みに一級ポイントは13メートル位。
僅か10メートル離れただけで、こんなにも深くなるドン深の掛け上がりです。
魚探の振動子を投入、魚探のスイッチを入れると
表層から底層に万遍なく魚影が映っています。それはもうギッシリと。
とりあえず、底から攻めてみた。
初めから入れ喰いスタート‼
凄いわ、笑いが止まんないやww
ず~っと入れ喰いです。入れ喰いですが、殆ど単発。
ダブル、トリプルは殆ど無く、9割方はシングルでした。
幾ら入れ喰いでも単発ばかり、コレだと数が伸びない。
入れ喰いの手繰りを繰り返しているうちに、汗がダラダラと垂れてきた。
手繰り過ぎで暑いのかと思っていたが、なんだかテントの中自体がやけに暑い。(ストーブは焚いていない。)
テントの扉を開けてみると、さっきまでの濃い霧が嘘のように晴れ渡っていました。
テントの全ての扉を開放しても、少しも寒くない。
抜群のロケーションを眺めながらの釣り、コレは気持ち良かった。
雑音は一切聞こえない。
聞こえるのは鳥のさえずりとキツツキが樹を叩く音のみ。
幸せぇ~な気分になれました。
淡々と釣り続けます、淡々と。
正午で約3束、自己記録更新が見えてきた。
一息吐いて、昼飯のカップ麺を啜る。
13時半を過ぎた頃、遠方から聞こえていたスノーモービルのエンジン音が次第に大きくなり
私のテントのすぐ横に来て止まった。
『どうですか~?』と声を掛けられました。
ブログの取材キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
京都訛りの組合員さん、御喋り好きな様で取材時間は20分程。
釣り終了時間が16時迄と決まっているので、
こちらとしては自己記録更新の為にも、1分1秒でも手を休めたくなかったのだが・・・。
取材が終わって14時、残り1時間半位。記録更新は厳しいか・・・
兎に角、一心不乱にアワセ、一心不乱に手繰る。
記録更新が見えてきた15時半、スノーモービルが富成の停留所へ停まった。
『終了は16時ですので、16時迄に管理所に戻って下さいね』・・・て、
歩いて帰る時間が20分・・・てことは、あと10分しかないじゃん‼‼
でもね、入れ喰いは何時まで経っても止まないので、無事クリア!
2匹だけ更新して、567匹で終了としました。
それからがまた大変だった。
テントを出て辺りを見回したら、もう既に氷上には誰も居ない。ポツンと私一人。
時刻は15時40分、ヤバイ!
大急ぎで片付け、テントを撤収し橇を引っ張った。
気温が上がった所為で、雪面が緩み歩き辛い。
ホントは写真でも撮りながら、ゆっくりと歩いて戻りたかったのだが
もう、そんな余裕はない。
息を切らしてゼエゼエ言いながら荷物を車に積み込み、組合の前へ。
・・・・・そんなに急ぐ必要はなかったみたい。
16時を過ぎても組合の前には、結構人が居ました。
互いの釣果や情報を交換し合ったりしてました。
朱鞠内湖漁協のブログには、この日の最高釣果は600匹と書かれていましたが、実際は960匹でした。
(御高齢の組合員さんが一人で釣ったそうです。停留所の無い場所なので、ブログには載せなかった模様)
また明日も来ますんで・・・ と告げ、朱鞠内湖を後にしました。
さて、温泉にでも行こうかと思ったのですが、明朝、明昼食分の飯が無い。
深夜来る途中、碧水のコンビニで熱い缶珈琲、この日の朝昼食を買うために寄ったんですが、
「まだこの先にもコンビニくらいはあるだろう」と思い、翌日の分は一切買わずに朱鞠内へ向かいました。
これが甘かった!
碧水を過ぎたら、もう一軒も無いのコンビニが!
温泉はルオントと決めていたのだが、その方向には当然コンビニは無い。
となると、士別へ行くしかない・・・。
問題は風呂か・・・。大汗かいたし、ワカサギ臭いし、腰は痛いし・・・やっぱり温泉に浸かりたい。
士別からルオントまで戻ると、今度はガソリンが勿体ない・・・。
士別に温泉があれば・・・
こんな時のためのNAVIですよ!
ありましたありました、日向温泉‼(後で気付いたが、ルオントよりも朱鞠内湖に近かった)
この温泉にゆっくり浸かり、一日の疲れを癒して・・・
~さぁて、どこで寝るべかぁ~
湖畔はパス。なんか色々と怖いから・・・。
当初はルオントの道の駅で寝るつもりでしたが、もう行く気にはなれない。
まぁ、どこへ行っても人けのない所ばかりだし、もう何処でも良いや。
湖畔からは離れたパーキングに停め、お湯を沸かしてカップ麺と弁当をたいらげ、
21時過ぎに消灯となりました。
1日目、お終い。(ちょっと長く描き過ぎたw)