公魚 第14戦 山上湖調査 2回目
前回は25mの深場の釣りとなったが、今回はワンド奥の浅場を攻めてみる。
前週より積雪が大分増していて、岸際は若干のズボベ状態。
雪の層がかなり分厚いので踏み抜くと、膝下がズブ濡れに成り兼ねないので
慎重に慎重を重ねて歩を進めた。
ワンド奥に入り、前回サーチした辺りをさらに入念に探る。
真氷の厚さは大したことないが、氷→雪→氷→雪・・・の何層ものミルフィーユ状になっている。
先ず、雪を6~70センチほど掘って一番上の氷の層を出し、そこから電ドリで掘り進めていく。

アダプター+延長アダプター+アイスドリルで全長は私の背丈ほどもあるが、コレで丁度良いくらいだった。
5、6カ所開けてサーチ、水深6メートルの所でハッキリと魚影が確認できた。
立ち木や沈木の多い場所なのだが、魚探にはストラクチャーらしきものは映ってない。

ココでやろう。

スタートは10時前(笑)
水深は6.1メートルで魚影は中層からやや下にある。

マイクロとの闘いになるので仕掛けは狐0.3号の一刀流。

魚探の水深が狂うくらい魚影は濃いハズなのだが、その割には釣れん。
もっとアタリがあっても良さそうなもんだが・・・
原因は掬いきれなかった氷が道糸に干渉していることだろうと思った。
氷厚は軽く1メートルを超えていて、上方の氷は普通に取り除くことが出来たが
持参の氷掬いでは当然下までは届かない。
ワカサギアンテナや延長アダプターでかき混ぜて氷を取り切ろうと頑張ったが無理だった。
ヤカンで雪を融かして沸かし、熱湯を注いで撹拌を繰り返していたら多少は良くなったが・・・。

魚影はあるのに釣れないもどかしさ・・・次回までに氷掬いを改造しなければ。

ST-330+ヒーターアタッチメントを今回はパワーガスで燃焼時間を検証してみたが、
テント内が暖まってない状況下でも最初からハイパワーで焚けるメリットと
弱火でも焚き続けられるメリットがあると思った。
燃焼時間はパワーガスの方が弱火が使える分、若干だが延びたように感じた。
(撮影のためにCB缶を剥き出しにしてますが、中華製ヒーターは下方への輻射熱が
ハンパないので何かしらカバーをしないとヤバそうです。)
穴が縦長かつ残り氷の所為で、仕掛けが穴角に引っ掛かる率が高くロストが頻発。
持参した0.3号仕掛けがなくなり、0.5号で釣るしかなくなって、なかなかの厳しい釣りに。
魚は居るのに数が延ばせない、畜生。

クリスティアのリーダーシステムごと仕掛けをロストしたことを機に、手羽にチェンジ。
コレが功を奏し、アタリがより取れるようになった。

14時前に70匹で終了。
トラブル多発でも70匹の釣果、この釣り場でも1束以上を狙えることが十分に分かった、大収穫だ。
次回以降はマイクロサイズを如何にして釣るかという課題、それと氷掬いの改造。
上手くハマれば2束以上の釣果も期待できると思う。

