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ちょげ

ちょげ

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3月に入りワカサギ釣りも終盤に差し掛かって参りました。

近頃、大盛況のさっぽろ湖、
アプローチが比較的容易な第一展望台、通称 ”緩坂”ポイントは
この週末も混雑が予想されますが、
このポイントに存在するガス穴について注意喚起しておきます。

gasubao

このポイントに限らず、
さっぽろ湖には無数のガス穴が存在しています。


聞いた話ですが、消防のダイバーが訓練で氷下に潜った際、
湖底から湧き出たガスが、カーテン状に湧き上がって行く様子が見られたとか・・・

恥ずかしながら過去に2度、ガス穴に落ちている経験者として、
注意事項をいくつか書き留めておこうと思います。


①ガス穴は見えません。
ガス穴は完全に見えている状態のものもあれば、
表面が薄く凍り、雪が積もって見えなくなっている状態のもの、
噴出するガスによりガス溜まりができ、周辺の氷が薄くなっている状態のものなど様々です。

また、朝には歩けた場所が午後には歩けなくなっている場合もあります。

過去に2度落ちた際は、いずれも朝には普通に歩けた場所、テントの設営が出来た場所でした。
朝は気温低下でシバれていても、陽が昇り気温の上昇と共に氷が緩むことも十分にあります。

②万が一、落ちた場合。
万が一落ちた場合の対処法ですが・・・パニックに陥らず、まずは冷静に。
といっても無理でしょう。
冬の釣りなので皆さんは防寒服を着ていることと思います。
防寒服は結構な浮力をもっているので、落水したからといって直ぐに沈んでいく様なことはありません。
ある程度の時間は浮いていられます。(重い荷物を持っていた場合は別です)
この浮いている時間に対処法を考えなければなりません。
ちなみに私は単独でこのポイントに入る際は、
いつもライフジャケットを着用
しています。
決して大袈裟ではありません、命に係わることなので。

仲間がいるならばロープや長尺物を差し伸べてもらいましょう。
人が手を差し伸べて引き上げる行為は二次災害の危険性があるので要注意。
長尺物はドリルでもスコップでもテントでも、なるべく長いものが良いと思います。


経験談を言わせて頂きますと、
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ガス穴の大きさにもよりますが、氷が割れて落水した場合、
穴の大きさは人が一人分くらい、精々直径50~70センチ程度です。
割れていない箇所に両肘を掛けホフク前進の様な体制を取ると、
防寒服の浮力で、若干ですが体が浮き上がります。
この時に両足で氷を蹴るようすると這い上がり易かった
です。
とにかく、パニックにならないこと。
冷静に考える時間的猶予はあります。


③小さいお子さんを連れて行くような釣り場ではない
・クレバスの危険性
シーズン終盤に入り、さっぽろ湖では放水が始まり減水が進み貯水率は日に日に下がっています。
減水が進むとそれに伴いクレバスが発生します。
小さいお子さんならば跨ぐのが困難なほど、身体ごと落ちるほどの巨大なクレバスになります。
このクレバスは雪が積もれば当然見えなくなります。

・ズボベ
ズボベチャの略ですが、要は氷上に雪が積もるとその重みで氷に圧力が加わり、
氷の穴、岸際の割れ目などから氷下の水が氷上に浮き上がって来ている状態です。
一見、ただの雪原に見えても、その雪の下、氷の上には水が溜まっているので
雪をズボッと踏み抜いてベチャッと濡れる状態です。
大人の長靴で浸水スレスレでも、子供の長靴なら即、ずぶ濡れになります。
ズボベ対策はスノーシューを履くことにより回避は出来ますが・・・。

・トイレ問題
冬期間、さっぽろ湖にはトイレはありません。
その辺で用を足せるのであれば問題ありませんが。


とにかく、
一瞬たりとも子供から目を離さないこと!
子供がガス穴に落ちた場合、冷静さを保つことは絶対に不可能、
増してや自力で氷上に這い上がることなど絶対に不可能です。

私には小学6年生の息子がいますが、
一度たりともこの釣り場に連れて行こうと思ったことはありません。

私感ですが、
道内で一番危険な釣り場だと思ってます。
さっぽろ湖には何年も通っていますが、氷の上を歩く時は常にビビっています。
必ずスコップの柄で氷を叩きながら、慎重に慎重に、一歩ずつ確かめながら歩いています。


20180124 (1)
ちょっとでも『危ないかなぁ?』と感じたら絶対に引き返した方が良いです。


④全て自己責任です。
さっぽろ湖は管理された釣り場ではありません。
どんな事故でも全て自己責任になります。
これまで、大きな事故は起きてないようですが、何かあれば締め出されることは必至です。




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この週末に釣行をお考えの方々へ
昨日今日の爆弾低気圧により気温が上昇し、朝晩の冷え込みも弱まっている状況から
さっぽろ湖の湖面の氷は緩んでいるものと考えた方が良いです。
また、相当量の積雪もあったと思いますので、ガス穴が雪に隠れている可能性は十分にありますし、氷の上には間違いなく水が浮いた状態(ズボベチャ)になっているものと思われます。
いつも以上に注意を払い、 ”危ないかな”、”ちょっと不安だな” と感じたら絶対に引き返して下さい。


”危険な場所なんだ” という事を念頭に置いて、ご釣行下さい。


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最終更新日2018-03-02
Posted by

Comments 3

There are no comments yet.
mitsu  
No title

私の記事よりずっと詳しく且つ説得の有る記事、流石経験者です! 
ちょげさんのブログ
さっぽろ湖に行く釣り人への影響力は
釣り新聞や釣具屋のブログの比じゃ無いと思います
今シーズンも無事故で終わりたいですね

2018/03/02 (Fri) 20:56 | EDIT | REPLY |   
サカ  
No title

お疲れ様です。
俺も単独の時はめちゃビビりながら歩いてます(⌒-⌒; )
朝一はいいですが帰りは要注意ですね。
しかし増えましたね、家族連れ(−_−;)数釣るなら茨戸の方がいいと思うんですがね、やっぱ味なのかもですね。
俺もライフジャケット着用しようかな(^^)
最後まで安全釣行で楽しみましょう(^_^)

2018/03/03 (Sat) 18:49 | EDIT | REPLY |   
ちょげ  
No title

>mitsuさん
昨日はお疲れ様でした。
土日のココの釣行者に影響があったのか知りたい所ですね。
どれくらい入釣者があったんだろう。

>サカさん
ココはホントに怖いですよね。
2月ならば多少安心しても良いかもしれないですが、シーズン初めの1月と終わりの3月はハラハラします。
残りわずかなシーズン、お互い安全に楽しみましょう♪

2018/03/05 (Mon) 09:01 | EDIT | REPLY |   

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